(新)トライの概要

平成28年5月8日より観測方法を変更しました。

10年以上、空気中のイオン比を観測し、予測を続けてきましたが、地震発生との明確な関連は
見られず、この方法は限界を迎えたと考えます。元々、地電位の変化を間接的に計測してみよう
という発想からスタートしたトライでしたので、直接的な観測方法に変えてみることにしました。
今後は、予測は行いませんが、毎日来訪してくれる方が200名以上いますので、新たな方法に
よる観測結果と、地震の発生記録を、今までと同様に公開していきます。地電位の変化は捉える
ことができるのか?そして地震発生との関連は?私と一緒に経過を観察するつもりで御覧下さい。


   
茶箱の上面にガラス板を乗せて密閉容器を作りました。



   
箱の中にはイオン測定器が2台入っています。
1台は−を測定する状態でゼロ点調整、もう1台は+を測定する状態でゼロ点調整
ファンは回さず、ゼロ点調整後の数値の変化を読み取ります。
測定器2台と内貼のブリキは建物を経由して大地にアースしてあります。
2016年9月16日 2台の測定器共に−を測定する状態でゼロ点調整をしました。







   
建物経由→大地アース






(旧)トライの概要

空気中のイオン比異常から静岡市が揺れる可能性を予測しようというトライです。
(イオン比測定は、地電位の変化を間接的に測定しているとも言えます。)
   

★測定方法


測定器
空気中のイオン量を測定する器械です。(8万円!)


操作方法
スイッチを入れるとファンが回り、空気中の1ccあたり
のイオン数を液晶画面に表示します。


観測場所
自宅マンション(3F)ベランダにて測定しています。
注)道路に面した場所は排気ガスの影響が非常に
大きく、観測に適していません。


測定回数
1日1回。朝7時頃の測定。
しばらく夜も測定していましたが、夜の測定は人間
の活動によるノイズを多く含むようでした。

   

★測定記録

−+の欄はそれぞれ1cc当りのイオン個数です。

イオン比{(−イオン数)÷(+イオン数)}は通常1.0以下です。
1.1以上になったら黄色に、5.0以上で赤色に着色します。

−イオンと+イオンの数を足して2000で割ったものを
総量値として記載。1.5以上水色 2.5以上青色 に着色。

地震(J)指数 地震が静岡市に与える影響を数値化しました。
J=(マグニチュードの4乗÷距離)/3 (詳細別ページ)
1.0以上黄色に着色 0.2以下のものは省略。
静岡市にて有感(震度1以上)になった場合赤枠で囲みます。

震源の場所、マグニチュードM、静岡市からの距離(km)
気象庁の速報Mを括弧書きで表現し、確定後訂正します。


                 ★予測ルール

イオン比異常(1.1以上)の翌日より10日間を指定して地震発生を予測。
予測開始から6日の間にイオン比異常が起きた場合、期間最終日を順延します。
残りの期間(7日〜10日)のイオン比異常については、新たに別の予測をします。


                ★予測評価ルール

  @予測期間中に静岡市葵区・駿河区・清水区(旧清水市)で有感になれば的中とする。
  A無感でも、J指数1.0以上の地震が発生した場合的中とする。
               的中率=的中回数/予測回数
ランダムに予測したとき、偶然に的中する確立を計算し実際の的中率と比較します。
起きた地震にどれくらいの割合で予測を出せたかという警告率についても検証します。
統計的に有意な結果がでるには、かなりの時間が必要です。(予測評価ページ参照)

   


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