地震指数(J指数)
日本各地で起きた地震が静岡市に与える影響を数値化してみましょう。
地震の影響は通常は震度(整数)で表現されますが、数値化することに
より、細かな表現が可能になります。また地形や地盤のファクターを除外
し地震によって受けるであろう影響を純粋に比較できるようになります。
地震指数のことを今後(J指数)と呼びます。
   

まず地震情報を収集します。

@気象庁有感地震速報
気象庁HPの速報情報からMと震源位置を記録。
位置情報から静岡市との距離を算出します。
速報値は後で修正されますので、これは暫定値です。
↓気象庁 地震情報
http://www.jma.go.jp/jp/quake/

A気象庁による確定情報(無感地震情報含)
同じく気象庁のHPより確定情報を収集します。
こちらは速報ではありません。約2日遅れます。
↓気象庁 震源情報
http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/daily_map/index.html
(左図は気象庁HPからペーストしたものです。)

次に集めた地震情報から下の式によりJ指数を求めます。
J指数=(M4乗)/(距離×3)
距離が30km以内の場合は距離30として計算。
震源の深さが距離より大きい場合、深さを距離として計算。
求めた数値の整数部分が静岡で予想される震度になります。
過去のデータから自分なりに作った計算方法です。
大きな地震の震央付近以外は、非常にうまく合致します。


M=7.0 距離=700km という地震のJ指数を計算してみましょう。
J指数=(7.0の4乗)÷(700×3)≒1.1
この地震による静岡市の揺れは震度1程度になるという計算結果になります。
過去の例から、J指数が0.9以上になると有感になる可能性があります。
尚、この計算式の御使用は自由ですが、使用される場合は (J指数)という表現を御使用下さい。

 
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